2020年2月アメリカ視察旅行
2日目


2日は今回のメインである、日本総領事館での焼酎イベントがはじまります。
前夜のアルコールと時差ボケに苦しめられつつ張り切ってまいります!


朝ごはんはニューヨークで有名なベーグル屋さんのエッサ・ベーグル(Ess a Bagle)へ
写真を取り忘れて店頭の写真だけですが、店内のショーウィンドウでは様々な具材が並んでいて、
お客さんが直接チョイスしてベーグルサンドを作ってもらう方式です。

もちろんベーシックメニューもありますが、多様な人種が集うアメリカでは日本のようにメニューから選ぶのではなく、
店員に直接話しかけて自分で具材を選ぶスタイルが流行りだそうです。
これは他のチェーン店なども同様で、マクドナルドもこのスタイルを取り入れているようです。

なので英語がある程度できないと結構敷居が高かったりします。
具材選び自体はそんなに難しい英語はないので、だいたい分かるのですが、
こっちの発音が悪くて通じなかったり、店員さんのネイティブ発音がわからなかったりで、結構手間取りました・・・。
大竹さんに助けられつつ、チキンサンドとサーモンサンドを購入。
これもアメリカンビッグサイズ!半分だけですでにお腹いいっぱいです!
この日は昼ごはんまでベーグルで大丈夫でした。


 

その後日本総領事館公邸に移動





政府関係者が、各国の要人を招いて晩餐会などを行うための建物だそうです。
なので中は非常に豪華!
豊永蔵のブースのまさに後ろにある屏風もすごい金額がするらしく、
「くれぐれも傷をつけないで下さい」と何度も念を押されました。ヒェ〜!



 

設営終了後からイベント開始前まで時間があったので、セントラルパークを散歩。
ちょうど馬車が通ったところが見れました。
風情があるなとおもたら、ウンコをボトボト!
NYでは犬もウンコを垂れ流しだそうです・・・。
またパーク内は野生のリスが大量にいます。
可愛いけど、病気を持ってたりするらしく、触れないようにとのことでした。
この辺もとってもワイルド!




ここからイベントスタート。
焼酎の蔵元が集まり、開会の挨拶。左端が私です。

このイベントはNYのバーテンダーとミクソロジスト(オリジナルカクテルを造るすごいバーテンダー)を
集めたイベントで、実際にミクソロジストのみなさんによってオリジナル焼酎カクテルも振る舞われました。



イベントでの豊永蔵ブースでは、現在アメリカに輸出している「豊永蔵」と「KANGAKOI(シェリー樽貯蔵庫酒・奥球磨のアメリカラベル)を皆さんに紹介しました。
もちろんアメリカンしか来ないので、拙いながらも英語で必死に喋りかけました!
興味を引くように、焼酎だけでなく、蔵の歴史や球磨地方の風土について、英検3級の英会話術で頑張って伝えました。
もちろん大竹さんや現地で販売いただいてるAIKOの社長アレックスさんにもお手伝いいただきましたので、
難しい英語はそちらにパス!

おかげで豊永蔵もKANGAKOIも大変ご好評をいただきました、
ウイスキーと同じ感覚で飲めるKANGAKOIはもちろん、
豊永蔵の吟醸香も日本酒みたいで飲みやすいと人気でした。

ただ、現地では酒税等の関係もあり、日本の小売価格の3〜4倍程の値段になってしまうため、
ちょっと高いね〜とも言われてしまいました・・・。
特にアメリカでは卸屋や販売店がしっかりと利益をとるため、その辺も大きいみたいです。
この辺はAIKOの販売力に期待したいところです・・・!




お隣ではニューヨークでバーを経営されているDev Jonson氏が「KANGAKOI」でIchigo(一期一会の一期の意)という名前でオリジナルカクテルを作って振る舞っていただきました。レシピを教えていただいたのですが、何種類ものリキュールとチョコレートを加えることでKANGAKOIの樽香を残しつつ、柑橘系のさわやかさと甘い味わいをブレンドした非常に複雑味のあるカクテルでした。
私の印象だと日本ではもっとはっきりとした特徴のものが受ける印象なので、
海外では色んな味香りが合わさった複雑なフレーバーが評価されるということは発見です。
日本にいるとなかなかわからないことが学べました。






イベント後、ソーホーで少し買い物をしたあと、Dev氏のバー「EMPLOYEE ONLY」に向かいました。
しかし入り口には屈強体つきのな黒人バウンサー(用心棒)がっ。
大竹さんによると、高級バーではドレスコード(身だしなみチェック)が厳しいらしく、1限の旅行者は入れないかも・・・とのこと。
これはまずいかと思ったら、バウンサー氏の方から声をかけていただき、無事入店できました・・・。ヨカッター・・・。





夕方の5時位に入店したのですが、店はもう満員でした。さすが人気バー!
店員さんが気を利かせて予約済みのテーブに30分だけということでご案内いただきました。

お店はろうそくだけの照明でとてもシックで落ち着いた雰囲気でした。
白人は目の色素が薄いため、蛍光灯が苦手で、ろうそくなどの薄い照明のほうが本能的に落ち着くそうです。

KANGAKOIのメニューはまだ準備中とのことでした。
とりあえず一杯だけオールドファッションを頂いたのですが、これがグラス並々のまたすごい量です!
このあとアレックス氏と会食の予定だったので、ちょっと暗雲立ち込めてきました・・・。




その後大竹さん、アレックス氏とステーキ店でワインやバーボンを交えながら楽しく会食。
アレックス氏からは今後の商品展開のアイデアを頂いたり、アメリカでのエピソードを色々と教えていただきました。

・・・そして運ばれてきたステーキですが、明らかに400g以上ある大盛り!
メニュー見た限りは大きさの指定がなかったので、これがレギュラーサイズのようです!
写真後ろに写っているポテトフライも明らかに量がおかしいです!

これはきつい!でもせっかくだから食べきりたい・・・!となんとか完食。
しかしその後アレックス氏が「最後にデザートにしよう。私のお気に入りがあるんだ」と
出てきたのはなんとグワッパでした。

お店の自家製グワッパでとても美味しかったのですが、このへんで私の胃はだいぶやばいことに・・・!
大竹さんとアレックス氏は結構平気そう・・・。

こ、これは明日大丈夫だろうか・・・。

3日目に続きます!